
「うしろの声は神の声」平元文雄
先日、行われたUー11湖南市スプリング・フェスティバルの試合後の話で、私は5年生の子どもたちに、「キーパーの声は神の声」と話してしまいました。
私が間違って記憶していたのですが、よくよく思いおこすと、「うしろの声は神の声」が正しいと思います。
今から50年ぐらい前のことになりますが、メキシコ五輪で日本チームが銅メダルに輝きました。そのオリンピックが終った頃、その代表チームの監督をされていた長沼健氏が新書版サイズの「チームプレー」という本を出版されました。(私も買ったのですがだいぶ前のことであり、本棚には見当たりませんでした。)その本の中に今回のことが書かれていたように記憶しています。間違っていたらごめんなさい。
ボールを持っている人はなかなか周りを見ることができません。後ろ向きでボールを受け取ることもあります。でも、うしろのプレイヤーはより全体の状況を把握しやすいわけですから、ボールを持っているプレイヤーは味方の後ろから発せられるアドバイスを聞き入れようとすべきだという意味です。
キーパーも普通、チームの最後尾に位置しているわけですから、「キーパーの声は神の声」も、まんざら間違っていたわけではないですね。
サッカーはやはり団体競技です。より良い方向に試合を展開するためには、ボールを持っている人に対するアドバイスができれば、チームとして、より良い展開ができると思います。小学生では、自分のことで精一杯かもしれませんが、「ターン」「ドリブルでしかけてシュート」等のかけ声をいっぱいできるようになってほしいと思います。
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藤田コーチ (木曜日, 02 4月 2015 10:50)
私は、サイドバックを長い間しました。
当時の顧問の先生から、
GKの声は神の声、
と、平元監督が言われることと同じアドバイスがありましたよ。