
「水分補給」平元文雄
先週の日曜日、県選手権大会に向けての壮行試合が石部南SSSのお世話で実施されました。
暑い日差しの中での試合であり、前後半とも、中ほどで給水タイムがとられました。子どもたちは、給水タイムのコールがあるとベンチに帰ってきます。その時に出場している選手の水筒が準備されていなくて、出場している選手がいら立ったことがありました。
ハーフタイムだと、コートから出て自分の水筒を見つけて自分の水筒の水分を飲めるのですが、この給水タイム中はグラウンドのタッチラインから、外に出ることはできないルールになっています。
それで自分の水筒が用意されていない選手はいらだったのでしょうね。
この光景を見ていて、私はこれは菩提寺の子がすることではないと思いました。明らかに不満な表情がその子の表情から受け取れたからです。「準備できない時もある」ぐらいの寛容の精神で許してあげる気持ちを持ってほしいと思ったわけです。
確かに、その子の水筒が準備されていなかったのはよくないのですが、目くじら立てて、不満を表すことはよくないと思いました。
「忘れんと用意しておいてや」ぐらいでよかったのではないかと思いました。
これから暑くなってきますので、審判が給水タイムを取ることは多くなると思います。そのことは熱中症対策でもあり、すごくいいことなのですが、給水タイムは時間が限られていて、短時間で水分を補給したら、グラウンドにそそくさと戻らないといけません。
だから、ベンチにいる子は、給水タイムを予想して、出場している選手の水筒を前もって用意しておく必要があります。
私が思うのは、ベンチにいる人で、出場選手のFW担当、MF担当、DF+GK担当などを決めておいて給水タイムのホイッスルが鳴れば、タッチラインにFW、MF、DF+GWごとに水筒を並べるとか、できれば担当の人が、直接○○ちゃんと呼んで水筒を渡してあげたらと思います。
私はもう60歳を越えていますが、今でも幼友達や、遊び仲間に出会ったら○○ちゃんと呼びます。そんな仲間の関係づくりをしてほしいものだと、水分補給から感じました。このひびきがいいのですね。スポ少でも是非ともしてもらいたいと思っています。
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藤田コーチ (水曜日, 25 5月 2016 21:15)
その現場にいました。暑い日の3試合目の後半、相当疲れていたと思います。しかし試合中、
何の為の引水タイムなのか、
試合中の選手はどういう気持ちでベンチに戻ってくるのか、
ベンチの選手には、自分が戻ってくる立場だったらどうして欲しいのか、
これらをもう少し考えて欲しいな、こういうシーンでした。
もっとシンプルに、お互いの気持ちが丁寧に伝えられると良いな、そう思います。まだまだ、お互い、少し遠慮があるかなと思います。
その分、もう少しサッカーにのめり込んでいないのかな、そうも推測しています。
ピッチの外でも、中でも、お互いの気持ちをストレートに、丁寧に、思いやりを持って、伝えられるようになった時、もっと、良いチームになると思います。
これから、これから。