

「地元出身の選手、監督、作家」平元文雄
4年ぐらい前に、このコーナーで、「甲賀ブロックスポ少を経て活躍する選手たち」を書きました。そうしたら、希望ヶ丘SSSの大森監督から、「うち出身の河本選手もいるよ」とのお話がありました。
今シーズンもJリーグを見ていると、河本選手はJ1のウ"ァンフォーレ甲府でスタメンで起用され活躍されています。
先日、天皇杯2回戦のJ1アビスパ福岡とJ2のレノファ山口の試合をテレビ放映していたので観戦しました。
アビスパ福岡の監督は皆さんご存知のように「井原正巳」監督です。井原監督は甲賀市貴生川SSSの出身です。大学時代から日本代表に抜擢され、日本の中心選手として「アジアの壁」と呼ばれるぐらい大活躍されたのは知っての通りです。
貴生川SSS時代はFWをしていました。小学校時代からスケールの大きな選手でした。長靴をはいたお父さんが、よく試合を見にきておられたのが、今でも目に焼き付いています。
レノファ山口の監督さんはテロップに「上野展裕」と出てきて驚いたのですが、甲賀市雲井SSS出身の上野監督でした。私は面識はないのですが、Jリーグが始まる前のJSLの全日空チームに所属されていて、当時、水口スポーツの森で試合があった時に観戦したことがあります。今でいうボランチのポジションで堅実なプレイをされていたのが印象に残っています。
現役を引退されてからは、サンフレッチェ広島を中心にコーチ業に専念されていました。
何年か前にJ1のアルビレックス新潟の代理監督をされていたので、まだ、アルビレックス新潟におられるものと思っていましたが、テロップで名前を見て驚いた次第です。
レノファ山口をJFLからJ3に昇格させ、また、J3でも優勝させ、J2に昇格させた手腕はとても注目されているようです。
そういえば、雲井SSS創立40周年の集いにも、スポ少時代の思い出をメッセージとして送ってくださっていましたね。
とにかく、甲賀ブロック出身の人たちが、二人もJリーグの監督をされているのはすごいことだと思います。
話はガラッと変わりますが、直木賞作家の「姫野カオルコ」さんも甲賀市出身です。直木賞受賞作品「昭和の犬」を読みましたが、文中に、先によばれさせてもろてた→先に食べていました こけんようにしいや→ころばないようにしなさいよ あんない→まずい など、こちらで使われている言葉がよく出てくるので、とても親しみを感じました。
今日は地元出身で活躍されている選手、監督、作家を紹介させていただきました。今後、ますます、ご活躍されることを念じたいと思います。
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