
「指導者の姿勢」平元文雄
先日行われた三雲杯で山川コーチはこんな指導をしました。
3試合したのですが、各試合、前半後半それぞれに子どもたちの中から子ども監督と子どもコーチを決めさせて、監督、コーチを中心に出場選手、交替選手、試合後のミ―ティングなどを進めさせました。
子どもたちの子どもたちによる自治活動のようでした。
山川コーチはこの学年を4年生から3年間見てきて、子どもたちとの信頼関係もでき、卒団も見えてきたこの時期、子どもたちに望むこともはっきりしてきたのでしょう。
監督、コーチを取り囲んで、みんなで相談している光景はなかなかのものでした。6年生ともなれば、こんなこともできるんだと感心して私はこの光景を眺めていました。
でもこれらの取り組みは指導者の姿勢が大きいと思います。子どもたちに求めるものや願うものが明確にあるのでしょうね。
試合中のベンチ椅子の配置も、前列に控えの子らが陣取り、山川コーチや私はその後ろに位置しました。試合の始まる前と試合後は気づいたことをコメントしましたが、試合中は多くを語らないようにしました。ベンチにいる子は大きな声を張り上げていましたが・・・。
大声を張り上げるだけが、熱心なよい指導者とは言い切れないでしょう。私は大声を張り上げるだけの指導者でしたが、発想と工夫ができるのがよき指導者かなと思っています。
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